アロマテラピー
「アロマ=aroma」とは「芳香」、「テラピー=therapy」とは「治療」のこと。アロマテラピーとは、植物の持つ芳香成分を利用した自然療法のことを意味します。
ストレス社会の今、このストレスをコントロールするのにアロマテラピーは身近な存在になっています。アロマテラピーとは、芳香植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使って、精神と身体のバランスをとり、人間の自然治癒力を高めるというものです。
精油はみな植物から抽出されたものですが、果皮や花、葉、木部、樹脂などさまざまな部位から生まれてくるものなのです。この中で、木部(特に心材)に芳香成分が多く含まれているものにはサンダルウッド(白檀)、ローズウッド、ヒノキ、杉、シダーウッド、カンファーなどがあります。また、日本では古くから香道(こうどう)という一定の作法のもとに香木をたき、立ち上る香りを鑑賞する芸道もあります。