株式会社 シーメイダ

気になる!体のニオイ!!

気温と湿度があがり、汗ばむ季節になると気になるのがニオイ。頻繁には洗えないスーツやジャケットには、体臭がこもりがちに。まずは生活習慣を見直して、臭わない工夫を取り入れましょう。

体臭の原因の多くは、汗と皮脂汚れ、それを餌に増殖する菌によるものです。ニオイの発生しやすい体の部分は、耳の後ろ、首回り、両わき、背中、陰部、足指など。タオルをお湯につけ、石けんやボディソープでやさしくこすり洗いをします。しっかり汗をかいて毛穴の皮脂や汚れを流すためにも、シャワーだけで済ませずに湯船につかることを心がけましょう。

乾燥した環境にいると頭皮にフケも出やすく、皮脂の分泌が促されてベタつきやすくなり、髪の毛にもタバコなどのニオイがつきやすくなります。また、シャンプーやトリートメント剤の使いすぎやすすぎ残しも、頭皮の毛穴を詰まらせる原因になります。枕カバーやヘアブラシ類を清潔に保つことも心がけましょう。

 インナーやワイシャツは、吸湿性の高い綿素材がおすすめです。汚れた衣類を長く放置するとニオイが取れにくくなりますので、洗濯はお早めに。脇に汗をかきやすい人は、市販の汗取りパッドを利用するのも有効です。脱いだ上着はハンガーにかけ、帰宅後は消臭剤をスプレーし、同じように風通しの良い場所で休ませます。  蒸れやすい足にも、汗を吸う綿や絹素材の厚手の靴下の着用がおすすめです。訪問先や飲み会などで靴を脱ぐ予定がある場合は、替えの靴下を持ち歩き、事前に履き替えておくと安心です。吸湿・消臭効果のある中敷なども役立ちます。靴はできれば2足以上用意し、1日おきに履き替えて、靴の中の湿気を取り除くといいでしょう。

食生活の乱れも体臭、特に加齢臭の原因になります。動物性たんぱく質やインスタント食品、菓子などは、食べ過ぎると脂質の分泌が増えます。また、お酒の飲み過ぎも要注意。代謝されないアルコールは、汗や呼気に交じってニオイを放ちます。

自律神経や交感神経の乱れでも発汗が増えます。ニオイがしたらどうしようと神経質になると余計に緊張して汗をかくので、リラックスすることも大切です。拭き取りタイプの制汗剤、衣服用の消臭スプレーなど、手軽に持ち歩けるものも多く市販されているので、気になるときにすぐに使えるよう、カバンに入れておくと安心感につながります。

わきがと多汗症は、麻酔科や皮膚科で治療が行われています。腋下(えきか)の多汗症は保険適用の治療法がありますが、施術によっては保険適用外になるので、事前にカウンセリングを受け、術後のケアや費用の面などもよく相談してください。

監修:関東中央病院皮膚科部長 日野治子
「ケータイ家庭の医学」2015年2月掲載より (C)保健同人社

http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160422/med/00m/010/017000c (2016年04月24日 毎日新聞)

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