一人飲み、オンライン飲み……今年は肝臓からくる夏バテに注意!意識的に摂りたい食材は?
「だるくて、何もやる気が起きない……」
気温・湿度ともに高くなるこの季節。堅実女子のみなさん、夏バテに悩んでいませんか?今年の夏バテは、新型コロナの影響もあり、いつもとは違った傾向が見られる可能性があるそうですよ!
一体どんなことなのか、村上農園が発表した内容をご紹介します。(監修:東海大学医学部付属東京病院 西崎泰弘病院長)
肝機能低下から来る夏バテに要注意!
今年は自宅で飲んだり、オンライン飲み会をしたりする人が増えました。この流れは、Withコロナ時代、しばらく続きそうですよね。
周りに人がいない状態だと、アルコールを飲む量がいつもよりも増えていると実感したことはありませんか。スタッフさんに注文する必要もないですし、お店よりもリーズナブル。また、在宅勤務からそのままオンライン飲みに突入するなど、飲んでいる時間が長くなった人もいるはず。電車の時間を気にすることがないため切り上げるタイミングを逃し、ダラダラとしている人もいるかもしれません。その結果、気がついたら、かなりの量を飲んでいたという経験をした人もいるでしょう。
このような飲み過ぎに暑さやストレスが加わることで、知らぬ間に肝臓に負担をかけ続けてしまうようなのです。
肝臓というと、「アルコールを分解するところ」というイメージが強い人も多いでしょうが、他にも次のような機能があります。
1.たんぱくの合成・栄養の貯蔵(エネルギー)
2.有害物質の解毒・分解
3.食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌
エネルギーを日々作り出し蓄える役割や、老廃物を排出する役割もあるのですね。 「最近なんだか疲れが取れない」と感じるのは、もしかしたら肝臓に負担がかかっているせいかも……?まずは食生活を見直してみませんか。
ちゃんと食べてる?肝機能を助ける食材
暑さで食欲がわかず、あまり食べていない人もいるかもしれません。そうすると、肝臓の働きに必要な栄養が不足し、肝臓の働きが弱くなってしまう可能性も。エネルギーが作り出せない上に、疲労物質を体内に溜め込んでしまい、体力の回復が追いつかなくなることもあるのです。
「だるくて食欲がわかない」「食べない」「疲れが取れない、だるい」のループに陥ってしまいそうですね。栄養を考えた食事をとることは大切なようです。 「でも、食生活に気をつけるって言っても、何を食べればいいのかわからない!」という堅実女子のために、気軽に楽しめる食材をご紹介します。
ブロッコリー:肝機能改善効果を期待できると今注目されているスルフォラファンが含まれている。特に発芽後3日目の幼い新芽であるブロッコリースーパースプラウトには、成熟ブロッコリーの20倍以上含まれているそう。
もやし:昔から肝機能を高める食材と言われている。良質のタンパク質が吸収されやすい形で含まれており、ビタミンB1・B2・ビタミンC・カルシウムなども豊富。
日本茶(緑茶):ビタミンCと茶カテキンが有毒な金属類を重合して排泄してくれる。
イカ:肝機能を高めるタウリンが豊富。タウリンは水によく溶けるため、汁ごと摂れるスープ等がおすすめ。
どの食材も入手しやすく、他の食材とも合いそうですね!簡単に食べられる食材も多いので、夏のレシピにぴったりではないでしょうか。
新型コロナ禍にあり、いつもとは違う夏。宅飲みでもマイルールを決めて飲みすぎないようにしたり、普段からの食生活を見直したりして、夏バテ知らずを目指しましょう!ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考:(2020/08/07 yahoo!ニュース掲載)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca54ae070d75c7d0c48358f70e79c3af4b7a3e9f